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2012年10月 1日 (月)

じぃじが亡くなった日

都民の日で幼稚園はお休み。そして今日は1日でママが仕事する日。

パパとヤマハへと思っていたのだけれど、聖は風邪気味。
結局行き先はヤマハではなく病院へ。

今日はじぃじが入院透析になっていた三軒茶屋病院から掛かり付け虎ノ門病院へ転院の日。結局タクシーでは無理になっていて、ストレッチャーで運んで貰うため、午後の移動になったとはばぁばから連絡を貰っていたのだけれど・・・。

聖の診察が始まった頃。もうダメだから来るようにとの連絡。
まだ伝えられるなら「ありがとう」って言っておいてと返信。伝えられなかったらしいですけれど。

聖とパパはメッセージに気がつかず、着信にも気がつかず帰ってきたようで。
パパは仕事の電話をしていて、聖だけ階段に居たので、「トイレに行ってまた出発するよ」と伝える。一瞬自分の中で躊躇したのだけれど、『何で?』という質問にもう伝えてよい時なのだろうと「じぃじが死にそうなんだよ。間に合わないかもしれないけど行こうね」と伝える。

パパは、何?という感じだったので、「じぃじ危篤だから」と伝える。

出発前には、ダメでしたという連絡が入り、慌てずに向かい。
処置中だったので、廊下でばぁばと暫く話しを。聖はマスクさせていったけれど、かなりお熱。
何軒か仕事の電話には迷惑をかけましたm(__)m

処置後に部屋に入って見たじぃじは黄疸で凄く黄色かったです。こんな状態だったのかというくらいに、、、。無理もない感じ。
出掛ける準備をしながら一泣きはしていたemi、後は冷静でした。
先生からの説明をお聞きして、ばぁばの口から出てくるのは冷静じゃない言葉。頑張らないといけないねぃと思いながら。

めどが立ったところで、聖も熱が上がってきたので、我々は先に帰宅して自宅を整えることに。

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金曜から一人でよく遊ぶようになった三歳児

ご飯を食べて2人の時。

『じぃじはどうやって天国に行くの?』と聞いてきた。
「みんなで祈ったらいけるんじゃないかな星になれるのかな」って言ったら泣き出した。

分かってるんだな聖は。

iPhoneしてていいよって言ったけど、お医者さんの説明をきちんと聞いていたみたいで、夜になって説明しはじめたし。

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じぃじが家に着き、お寺への連絡も済み、聖も寝かせてから、仕事の続き。

同時に、明日以降聞かれるであろう戒名のための思い出話用に下記の文章を作成公表したemiでありました。

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父、元東宝映画 録音技師 近田進が10月1日肝不全により急死致しました。

父は、邦画の良い時代に生きることができ 84作品に関わらせて頂くことができたようです。
一部は公式ホームページでもリスト可してくださるようになっていました。感謝です。
http://www.toho.co.jp/library/system/people/detail/3691

...

本人の最高潮は『カリブ・愛のシンフォニー』だろうと思っています。
先輩から受け継いだという、クライマックスのシーンで音を大きくするのではなく、あえて無音にするという手法。
松田聖子さんが飛び立つ飛行機を見ながら泣き崩れるシーンだったかと記憶しています。

現役を引退すると決める時、私にも相談という形で話しをしてくれました。
小学生の私でも考えた結果であることはわかりましたので
「これからはもうサイン貰え無くなっちゃうの~?」とちゃかした記憶があります。

父のモットーは、「そこに近田ありきと言われるように成れ」という事でした。
どこにいても、どんな仕事をしていても。
その後のスタジオ経営などでも、父は頑張っていたように思います。


しかし、たびたび倒れるようになり入退院を繰り返しても、
新居に引っ越し禁煙を約束してくれても、
父は、タバコを辞めることができませんでした。
隠れて吸いながら病状は着々と進行していきました。

ここ数年は肝性脳症が悪化し、毒素が回るたびに、色々と問題がおきました。
確かに人工透析を開始してからは、その悩みとの遭遇は減っていたように思います。
ただ人工透析をするようになってからの父に、何か恵まれた時間が有ったのかというと悩ましくもあり、ここ何週間か考えを巡らせていました。

人工透析のお陰で、何度か肝臓癌の手術ができました。
赤ちゃんだった孫とも会話ができるようになりました。
最後に父の笑顔を見たのは、
私の第2子妊娠を息子が伝えた時「お兄ちゃんになるんだね」という言葉と共にでした。
週に3日の通院は大変だっただろうと思いますが、意味も有ったのかなと思えています。

この間、多くの医療機関で、多くの方のお世話になりました。
本当にありがとうございました。


お疲れ様でした。そして、ありがとう。
『お近』こと愛するパパへ       近田恵美

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